神奈川県高等学校教科研究会 情報部会

平成28年度 情報部会基本方針

2016年6月11日 更新

神奈川県高等学校教科研究会『情報部会』は発足してから14年を経た。今まで、授業実践のための研究会の開催等、様々な活動を行い、授業の改善に一定の寄与をしてきた。しかし、まだまだ不十分であるとともに、情報モラルからルールへ、情報は利用するだけでなく活用するものと変化し、担う役割はますます大きくなっていくといえる。われわれ情報部会は以下の3点を基本方針として、部会員のバックアップと同時に情報部会のよりいっそうの充実に努力する。

(1)情報教育をサポートするための活動をする

教科「情報」の指導要領改訂により、、普通教科情報ABC3科目から共通教科「社会と情報」「情報の科学」の2科目へ変化し、専門教科に於いても多くの科目が改変再構成されてから4年目となる。この変化に対応するために、新入生対象の導入テストを作成し、調査研究活動を行い、情報や研修の機会を提供してこれまで以上に要望に応えられるよう努力する。

(2)会員相互の連絡を活発化させる

情報部会会員は教科の性質上お互いの情報交換を特に大切にする必要がある。研究会の予告や実施報告は元より、アイデアの提示・実践例・講演会のお知らせなど、知るべき内容は多岐に渡り、これまでも、メーリングリストやWEBサイトを活用してきた。今後も、双方向の関係をより充実するために努力する。

(3)他の研究会等との交流を深める

昨年度は第8回目の全国大会が宮崎県で開催され、今年度は神奈川県での実施が予定され、全国規模の交流をより深める必要がある。また、東京都の研究団体との交流も定着してきた。今後も情報教育の活性化を図る上で他県との交流をさらに深めたい。また、教員以外の研究団体も含めて他の情報研究会の団体とも交流を図って情報を交換する必要がある。以上のような交流の実現に向け努力する。

現在は積極的な参加者により組織が成り立ち機能している。今後多様化するニーズに応えるためには委員会の活動内容が増えてくる。情報部会としてはそれらに応えなければならない。神奈川県でも情報科教員の採用が本格化し、今年度も公立・私立で2桁の若い力が仲間入りをした。それらの若手教員の力になると共に、次世代の情報科を担う人たちの交流研鑽の場として数多くの有能な人材が参加し活動できるよう努力したい。

輪番役員(旧テスト委員)に関しては、2年任期の輪番で地区の代表が選出されることになった。

以下、地区代表校の順番である。

年度 地区代表校
平成26年度 横浜立野 関東学院 大楠 相原
平成27年度 光陵 横浜英和女学院 三浦臨海 上溝
平成28年度 希望ヶ丘 横浜清風 横須賀総合 相模原

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