神奈川県高等学校教科研究会 情報部会
2011年5月23日 更新
神奈川県高等学校教科研究会『情報部会』は発足してから10年を経た。今まで、授業実践のための研究会の開催等、様々な活動を行い、授業の改善に一定の寄与をしてきた。しかし、まだまだ不十分であるとともに、情報化社会の進展に伴い、担う役割はますます大きくなっていくといえる。われわれ情報部会は以下の3点を基本方針として、部会員のバックアップと同時に情報部会のよりいっそうの充実に努力する。
教科「情報」は平成25年度からの指導要領改訂により、これまでの普通教科情報ABC3科目から共通教科「社会と情報」「情報の科学」の2科目へと大きく変化し、専門教科に於いても多くの科目が改変再構成される。こういった変化に対応するために、調査研究活動を行い、情報や研修の機会を提供し、これまで以上に要望に応えられるよう努力する。
情報部会会員は教科の性質上お互いの情報交換を特に大切にする必要がある。研究会の予告や実施報告は元より、アイデアの提示・実践例・講演会のお知らせなど、知るべき内容は多岐に渡り、これまでも、メーリングリストやWEBサイトを活用してきた。今後も、双方向の関係をより充実するために努力する。
昨年度は第3回目の全国大会が石川県で開催され、今年度はいよいよ大阪、そして、来年度に向け福岡県が名乗りを上げるなど全国規模の交流が軌道に乗り始めた。また、東京都の研究団体との交流も定着してきた。今後も情報教育の活性化を図る上で他県との交流をさらに深めたい。また、教員以外の研究団体も含めて他の情報研究会の団体とも交流を図って情報を交換する必要がある。以上のような交流の実現に向け努力する。
現在は積極的な参加者により組織が成り立ち機能している。今後多様化するニーズに応えるためには委員会の活動内容が増えてくる。情報部会としてはそれらに応えなければならない。神奈川県でも情報科教員の採用が本格化し、今年度は2桁の若い力が仲間入りをした。それらの若手教員の力になると共に、次世代の情報科を担う人たちの交流研鑽の場として数多くの有能な人材が参加し活動できるよう努力したい。
テスト委員会に関しては、2 年任期の輪番で地区の代表が選出されることになった。
以下、地区代表校の順番である。
年度 | 地区代表校 | |||
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平成22年度 | 川和 | 横浜共立学園 | 追浜 | 山北 |
平成23年度 | 横浜平沼 | 横浜女学院 | 逗子 | 吉田島総合 |
平成24年度 | 柏陽 | 横浜山手女子 | 津久井浜 | 足柄 |
平成25年度 | 横浜緑ヶ丘 | 聖光学院 | 逗葉 | 大井 |
平成26年度 | 横浜立野 | 関東学院 | 大楠 | 相原 |