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神奈川県高等学校教科研究会 情報部会 第5回 研究会 |
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司会 |
横浜市立東高等学校 佐野和夫先生 |
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開会挨拶 |
副部会長 県立横浜清陵総合高等学校 |
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会場校挨拶 |
県立相模大野高等学校長 諸岡紀夫先生 |
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1.実践研究の概要説明 |
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未履修問題に触れられ,情報科は数学や理科の教科を履修することで代替できる教科ではない。基礎研究をしっかりやっていきましょうと言われました。 「StarLogoによる非集中システム(分散処理的システム)モデリングの説明をしていただきました。この研究は横浜国立大学でスタートし,「非集中的なものの見方や考え方を学ぶ」ことを目的にしたものです。決して,StarLogoの使い方を学ぶことではない。本日の授業では,分散処理的システムを使ったシミュレーションを見てください。 |
本郷先生の 講義の様子 |
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2.第1学年「情報B」授業見学 (14:25〜15:15)50分 指導者 神奈川県立相模大野高等学校 大河原 広行先生 |
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アリの行列のシミュレーションを説明しました。フェロモン量と放散量を少なくしたシミュレーションを行い,シミュレーションを行いました。 生徒がStarLogoを利用して,フェロモン量と放散量のパラメータを変更しながら,アリの行列のシミュレーションを行う。 |
大河原先生の 授業の様子 |
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大河原先生は,「授業観察,レポート,定期試験,実習課題を用いて,観点別に学習状況の評価を行い,生徒に対しては評価をABCの値を示している。観点別の評価を行うと作業が大変になるので,システムを作りました。考察については,生徒が考察書くことができないので,書く指導を中心に行っている。随分書けるようになって来たので内容を指導していきたい。 関心が高いのはライフゲームでした。プログラミングを行ったが,すぐの授業では無理でした。最終目標にしたいと思っています。」とおっしゃっていました。 その後,StarLogoの練習を行いました。 |
本郷先生は,「おそらく分散的なモデルの高校生に対する研究授業は初めてです。以前はカリキュラムを作って,埼玉県で行いました。分散的処理の世界は,それぞれが情報をやり取りして出来上がっている。人間は言葉を使って,アリはフェロモンで,コンピュータはパラメータを使ってシミュレーションを行っている。今は,現場の先生がつかえるようにしたいと思っています。このようにシミュレーションの授業をやっていただきありがとうございます。大河原先生が言っていましたように,生徒がプログラムを組んでシミュレーションできるようになったら良いと思います。この作業が重要だと思います。このツールはとても単純なものなので,教育に使っていって欲しいと思います。この授業のまとめで,アリはフェロモンでコミュニケーションを行っている。人間は言葉を使ってコミュニケーションをしてますね。という話しをして欲しかった。」 |
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